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春色チューリップ
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チューリップにまつわる昔話&伝説

世界には、チューリップにまつわる昔話(童話)や伝説が存在します。よく知っているお話から、そうでないものまであります。ここでは、その中からトルコやオランダなどに伝わるの伝説(昔話を含む)を紹介しましょう。ちょっとした読み物として、楽しんでくださいね!

トルコとペルシャの伝説

チューリップの原産地と言われるトルコには、チューリップにまつわる伝説が古くから伝えられています。また、同じような伝説がペルシャにもあります。

ある村にファルハドという男性と、シリンという女性がいました。2人は恋人同士。

あるとき、村の井戸が枯れてしまいました。ファルハドは村人たちのために一生懸命に井戸を掘りました。

彼のおかげで、また村の人々は水を使うことができるようになりました。けれど、井戸堀りにどれほどの月日を費やしたのでしょう?井戸を掘ることに夢中になっているあいだに、彼女のシリンが命を落としていたことを彼は知らずにいたのです。仕事に明け暮れて愛する人を失ってしまったファルハドは大変なショックを受け、悲しみと償いのために崖から身を投げてしまいました。すると、ファルハドの血からは真っ赤なチューリップが咲いたと言われています。

オランダの伝説

オランダのシンボルとも言えるチューリップ。もちろん、オランダにもチューリップにまつわる伝説が人々に伝えられています。

昔々、3人の騎士たちにプロポーズされた女性がいました。

男性はそれぞれ「王冠」、「剣」「財産」…というように自分の魅力をアピールしました。
「王冠」は名声、「剣」は強さ、「財産」は資産をあらわしているのでしょう。

どれも魅力的なものばかりですが、心優しい女性は選ばれない2人を思いやり、結局選ぶことができませんでした。

しばらくして彼女は自らをチューリップの姿に変えるよう、花の女神フローラにお願いしたのです。

こうして3人の騎士達が仲良くチューリップを育てていくことになりました。

ギリシャ神話

次は、ギリシャ神話の中に登場するお話です。プロポーズされた女性が、チューリップの花に変身してしまうという点は、オランダの伝説と似ていますね。

昔々、ギリシャにチューリップという名の美しい娘がいました。

ある日、秋の神のヴェルッゥヌが彼女に一目ぼれしました。ヴェルッゥヌは、何度もチューリップにアタックしますが、彼女は知らん顔…。全然受け入れられません。

ある日、お花畑に来ていたチューリップのところにヴェルッゥヌが現れて、またプロポーズしました。彼の度重なるプロポーズに困り果てた彼女は、貞操の神アルテミスに助けを求めました。

すると、アルテミスは彼女をチューリップの花の姿に変身させ、しつこいヴェルッゥヌから救ったのでした。

アンデルセン童話“親指姫”

有名なアンデルセン童話の“親指姫”は、誰もが知っていると思います。今も世界中で愛されているお話の一つですね。

ここで、“親指姫”のあらすじを紹介するとこにしましょう。「親指姫とチューリップに何の関係が?」と、思っている人は思い出してください。親指姫がチューリップから生まれたことを…。

昔々、あるところに一人ぼっちの女性がいました。毎日寂しく暮らしていた彼女は、あるとき魔法使いに小さくてもいいから可愛い女の子がほしいとお願いしました。すると、魔法使いは一粒の種をくれました。

女性がまいたその種からはやがて芽が出て、つぼみになりました。それはチューリップのつぼみで、しばらくして咲いた花の中には親指ほどの大きさしかない小さい少女の姿が…!?女性は、その少女に親指姫と名付けました。

ところが、ある日ヒキガエルに連れ去られてしまいます。魚たちに助けられ、逃れましたが、今度はコガネムシに捕まってしまいます。そして、森に置き去りに…。

秋になり、親指姫はノネズミのおばあさんのもとで暮らし始めます。

隣の家の金持ちのモグラと結婚させられそうになっていた親指姫は、ある時けがを負ったツバメを介抱しました。

元気になったツバメは彼女をモグラとの結婚式当日に花の国へ誘います。こうして、親指姫は花の王子様と幸せに暮らしました。

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